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自分で自分の首を締める








「自分で自分の首を締める」

この言葉は、「自分を窮地に追いやる」という意味で知られていますが、中学生のころの僕は、まさにこれをやったのです




そう、物理的に




あれは、中学二年の時でした。部活でつかう為に取り寄せた荷物が届き、それを開封した後、プラスティックの紐がゴミとして出てきたのです。

最初は、まぁ、捨てるつもりだったのですが、何故か誰も捨てないで2〜3日テーブルの上に放置されていたのです。




ある日、僕が部室に入ったとき、ふと目に入ったテーブルの上の紐

当時(今もですが)好奇心旺盛だった僕はふとあらぬことを考えていました。







「この紐で、自分の首を締めたらどうなるんだろう・・・」と。







別に死にたいとか思っていたわけではなく、ただ、純粋に好奇心からきた行動でした

恐る恐る、紐を首に回し、ゆっくり締めます

最初は呼吸がし辛い以外には大した変化は無かったのです。

嗚呼、苦しいなぁ・・・くらいで。

少し力を入れたところで、閉塞感が募り、







不意に、目の前が真っ白になり、意識がすっ飛びました







膝に力が入らなくなり、気がついたら椅子の上で座ってました

頭はガンガンと痛み、首の周りにはあざが出来ます。ほら、絞殺されたかどうか判断する紐の痕と同じようなものです。

幸い部室には誰も居なかったので、自分の愚行を目撃されはしなかったのですが、それにしても後ろめたい気持ちを一杯にして、暫くは過ごしていました。

もし、好奇心で首を締めたいと思った方、おやめなさい。




いいこと無いです、マジで。




あ、でも、落ちる瞬間とかちょっと気持ちよかったかも。

あ、因みに首を締めた直後から、僕の成績は目に見えて下がりました。多分脳細胞がかなりやられたからと推測されます。




今日の教訓:後悔先立たず







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