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情けは人の為ならず

情けは人の為ならず



下ネタです嫌いな人は読まぬよう。






中学生の頃、とある合宿に参加しました。






ちょうど思春期の頃の話です。











思春期の頃って自分の裸体を例え同性にも見せたくないじゃないですか。











特にこの頃ってちょうど二次性徴が現れる頃なので。




自分の体が著しい変化を見せるとき、他人の体との違いがどうしても気になる時期です。




で、僕はというと、変わっていませんでした。




どういうことかと言えば・・・









生えてなかったんです下の毛が









しかも、剥けてなかったんです今もですが






対して、友達のは完璧でした。





しかもその合宿ってのが小さい子もいたんですね、。





そういう子供たちって気にしないじゃないですか、そういうの。







で、お風呂の時「sune-mamaってもう生えてるの?」って、その完璧な友達に言われました。




「お前は?」って聞いたら




おうよ!」と言われて・・・





子供たち羨望の眼差しで彼を見ています。





だから・・・














「・・・・おれも」って言ってしまったんですよ。





で、入りました。


















水泳パンツをはいて。


















察してほしかったんですけれどもね。









そんな事小学生のガキお子様には理解出来るはずも無く









ずーるーいー!」って言われました。






友達(完璧な人)は分かってくれたらしく、






「まぁ・・・な」









とか言ってお茶濁そうとしてくれました。






しかしデリカシーの無いおこちゃまには、僕はただの卑怯な奴としか映っていません。














確認されました














友がしてくれました。








で、一言







ちょっとだけ生えてた」←彼の精一杯の優しさです














ええ











そうです。










情けをかけられましたがそれが何か?









因みに、そのときからの僕の合宿内での立場は「ちょこっとだけ生えている意気地なし」です。






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