三年生のときまた この頃って自分の好きな子がばれるとクラス中から冷やかされるじゃないですか。自分のことは棚に上げて。 それが嫌だったので、ずっと言いませんでした誰にも。 当時、僕には親友が一人いました。 ある日そいつが「sune-mama、好きな人いる?」 そう聞いてきたんです。 そのとき僕はうぶだったので「いや、いないよ」って返したんです。 そしたら、「誰にも言うなよ、俺、実は○○が好きなんだよ」といってきたんですよ。 思わず僕も「そうなんだ、実は俺も・・ちゃんが好きなんだよ」って教えてしまいました。 馬鹿だなぁ、とか思う人もいるかもしれません。 でも、友が自分の心のうちをさらけ出してくれたのですよ。 教えてしまうのも仕方がないと思います。所詮ガキだし。 初めて共有する秘密。 そんなどきどきする心を押さえつつ、絶対に秘密を守り通すぞ、と自分自身に誓いました。 お互いにお互いを信頼しあって持った秘密です。 気分はもう秘密諜報部員。 何より僕を信頼して自分の秘密を教えてくれた事に対して嬉しさと、そいつに対する感謝の気持ちでいっぱいでした。 なんだかいいことがありそうだ、 世界はきっと僕に祝福をしてくれているのだ、 だってあんなに素晴らしい友達を持つことが出来たのだから。 本当にそう思っていました。 でね、 次の日登校して、クラスに入った瞬間 目に飛び込んだ でっかい相合傘 ・・・・・・・・・・ 全くをもって「絶句(杜甫)」って感じっすよ。 イヤー参った参った。 まさか次の日に早速裏切られるとはまったく考えてもいませんでしたね。 でも可哀相なのは俺じゃなくて、好きな女の子です。 何もしてないのにいきなりからかわれて、好きでもなんでも無い人と夫婦よわばりされるんですよ。 そりゃさすがに怒りますよ。 で、ばらしてやりましたそいつの好きな子を。 そしたら彼は、「ほんとに好きな奴教えるわけないだろ」ってかわされました。 もっともです。 しかし、男の約束を破った罪は大きい。 ずーっとそのことを怒り続けたら 300円あげるから許せといわれました。 ・・・・・・・おい 酷くないですか。 金で解決ですよ?(ヤナガキだね) 絶対に許されることではありませんよ、人のぷらいど、好きな人の心を傷つけたのですから。 でも、もっと許せないのは許した俺。 |
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