中学校時代、僕は「物理科学部」に所属していました。 なんだか、いかにもマッドな部活っぽく見えますが、実際のところそうではなく、極めてアットホームな雰囲気を出していました 勿論、「物理科学部」なんていう大層な名前ですから、実験をします。 まぁ、中学生なのでたいした実験は出来ないのですがそれでも例えば合金を作ったり、澱粉から糖を作ったりと 先生も結構放任主義なので、危険な実験でも簡単にやらせてくれたのでとても楽しかったのを覚えています ある日僕は花火の実験をしました。 ぶっちゃけティッシュに鉄粉とか、マグネシウムとかを包んで燃やすだけなんですけどね。結構きれいに出来たのを覚えています。 そんな実験途中、先輩とか後輩とか友達とかが用事でいなくなったんですよ。 で、花火を燃やすのに使ってたのは「蝋燭」です。 当時SMなんていう概念すらなかった僕ですが、なんとなくその溶けた蝋を手のひらに落してみたんですよ。 結構平気でした。 いや、熱いんです、熱かったんですが、冷えて固まった蝋を「ペリペリ」って剥がすのがとても楽しくて。 気が付いたら手のひら全体に落していました。 そんな時に(限って)入ってくる先輩。 僕「あ、お帰りなさい」 先輩「・・・・」 僕「?」 先輩「それ、SMだぞ・・・ま、いっか」 僕「?」 SMという概念のなかった当時の僕は先輩がなんの事を言っているのかさっぱりわからず、その場は適当に流してしまいました。 で、懲りもせず(知らなかったから当然ですが)、一人ペリペリと固まった蝋を剥がして遊んでいました。 先輩の冷たい視線を尻目に。 ま、それから暫くして自分の行った行動の意味を知って、悶えに悶えたのですがね。 そんな甘酸っぱい青春のメモリー。 ええと・・・この記憶、いい加減に消したいのですが誰か 教訓:知らぬが仏 |
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